繍国物語 Legend of Reborn＆MeetAgain in EmbroideryGalaxy 遥か宙の彼方、生きとし生きるすべての命が糸から創られている 繍国と呼ばれる銀河がありました。 繍国にはたくさんの神々や妖精、生き物たちがすんでいて 繍国の中心に浮かぶ大きな大きな花 原子星母の胎花（AtomStarMother'sFlower）を 皆で大切に守っていました。 原子星母の胎花（AtomStarMother'sFlower） それはすべての命の還る所 地上にさよならした命は 胎花の花芯に優しく吸い込まれていきます。 花芯の柔らかい光蜜に包まれた命は 深い眠りの中で癒され 星の種に生まれ変わります。 溢れて元気よく花芯から飛び出した「星の種」たちは 宙の中でメタモルフォーゼを繰り返しながら 「星の花StarFlower」に進化していきます。 大きさも性格も様々な星の花たちは 歌ったり踊ったりおしゃべりしたりケンカしたり 泣いたり笑ったり 時には星のワインを飲みすぎて酔っぱらったりしながら 漆黒の宙を漂っています にぎやかさん、泣き虫さん、困ったさん・・・ 繍国の神様たちや、仲間たち、特に一番の友達、 原子星母のふもとの糸吉村に住んでいる仲間たちは まだまだ小さい星の花が心配でなりません そんなみんなに見守られながら星の花たちは 夢見るように 旅しています いつか星になれる日を祈りながら 大切な命に出逢える日を祈りながら |
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